H28.8.6 カレーandサリー⭐️ナイトin House M 終了しました。

こんばんは

暑いですね~ ><

気温が36度ってどうなんでしょ!?

今日は車でプラプラして、マックでアイスコーヒー飲んで・・・の一日でした。

先週末の土曜日、西麻布の某所で食事会に調理担当として参加してまいりました。

会場は中国大使館のすぐ近く。怪しげな荷物満載(鍋やら食材やらですが。)の車両であったため地図を確認すべく車を停車すると・・・警察の方が寄ってきます。

幸い車内荷物の確認には至りませんでしたが、うかつに駐車、停車できません。

そんなこんなで、目的地に30分ほど早く着いてしまいました。

ちょっと休憩しようかな?とも思いましたが、若干不安要素があったので荷物の搬入を行い調理の準備に取り掛かります。

会場は、港区のど真ん中。素敵な会場です。

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不安要素?は、IHやカセットコンロを持参している(追加で持参もしていただきました)のですが大鍋で調理をしてしまうと火が足りません。それなのにちょっと品数多め。

①ウェルカムドリンク(クミンティ)・・・乾煎りしたクミンシードを煮出してお茶として提供しました。
②緑豆のドーサ(ペサラトゥ)・・・緑豆を水に浸し、浸したものと生姜を今回はフードプロセッサーでペーストにしました。ペーストしたものにクミンパウダーとヒングと塩を加えました。フライパンを熱し、ペーストを広げ焼きます。しばらくしたら焼きあがった生地がフライパンと離れるように油を垂らします。こんがりと焼けたら、トッピングの赤玉ねぎと香菜、青唐辛子を載せて折りたたみ提供しました。うっすらと塩味がついていますのでそのままでも食べられますが、⑲のココナッツチャトニと併せて提供しました。
③キャロットコサンバリ・・・人参のシリシリサラダ。緑豆の挽き割を殺菌のため軽くゆでたものと、ココナッツファイン、香菜、青唐辛子、人参のしりしりに軽く塩味をつけレモン汁で味を調えました。提供する直前に、風味づけのため油を熱したものにマスタードシード、赤唐辛子、カレーリーフ、ヒングを加えたものをかけています。(テンパリング)
④冬瓜、オクラ、ナスのサンバル・・・インド版お味噌汁です。挽き割の木豆(トゥールダール)を圧力鍋で煮込んだものを味噌代わりに、冬瓜・オクラ・ナス・トマトを具材として茹でました。ちょっと日本と違うのは酸味のあるタマリンド汁を加えるところ。この酸味が食欲をそそります。また、風味づけのスパイスとして、コリアンダー、クミン、ブラックペッパー、マスタードシード、フェヌグリーク、カレーリーフ、赤唐辛子、生米等を乾煎りしたものをパウダーにしたものを加えています。
⑤トマトラッサム・・・④のサンバルと似てはいます。日本でいうお吸い物でしょうか。今回は完熟トマトを多く使用し、タマリンドの酸味とあわせて夏バテ対策効果のありそうなラッサムを作りました。メイン材料は、木豆のペースト、トマト、タマリンドウォーター、にんにく、塩、ブラックペッパー、クミンシード、ターメリックパウダー、カイエンヌペッパーパウダーになり、最後に③で行ったテンパリングをこちらでも行いました。
⑥セロリのクートゥ・・・④、⑤で使用した木豆のペーストとちょっと癖のあるセロリをあわせました。また、ココナッツファインと青唐辛子、クミンシードをミキサーでペーストにしてココナッツマサラを作り、木豆ペーストをお湯で伸ばしたものに加えて風味をつけました。
⑦ドラムスティック(モリンガ)、人参、いんげん、じゃが芋のアヴィヤル
・・・野菜のココナッツ・ヨーグルトソース煮。下茹でした野菜に、ココナッツ・ヨーグルトのマサラを加え調理したもの。今回はケララ州のレシピでしたが、ヨーグルト・ヨーグルトした汁気のあるものが良い場合は、タミルナード州のレシピでの調理法をおすすめします。
⑧ビーツのパチャディ・・・ロシア料理のボルシチにも使用されるビーツ。そのビーツをヨーグルトで和えてスパイスでテンパリングした料理です。今回はそのヨーグルトにマスタードシードを風味が飛ばない程度の温度で調理しました。ビーツは生でも食べられますので、食感が残るよう角切りにしました。コリコリした食感は如何でしたでしょうか?
⑨南瓜、黒目豆のオーラン・・・野菜と豆のココナッツミルク煮。これは簡単だけど優しい味のする料理です。南瓜を一口大に切ったものと、豆、青唐辛子、カレーリーフをココナッツミルクで煮ただけです。最後に塩味を調整して出来上がり。簡単でしょ!?
⑩ムングダールの煮込み・・・本当はもっと薄くのばしてサラッとさせるつもりだったのですが豆の分量間違えました。まぁ、濃厚な豆の煮込みもあるので・・・。豆を煮込んだものに、ココナッツとクミンシード、青唐辛子をペーストにしたものを加え、バターの上澄みから作られたギーという油を使ってテンパリングしました。
⑪キャベツのトーレン・・・野菜の炒め煮であるトーレンをキャベツで。油を温めてマスタードシードを爆ぜさせ、チャナダル・ウラドダルを加え黄金色になるまで炒めます。(黄金色になるちょっと前に赤唐辛子、ヒングを加えました。)スライスした玉ねぎ、カレーリーフを加え玉ねぎが半透明になるくらいまで炒め、ターメリック、カイエンヌペッパーを加えます。そこにキャベツを加えて炒めます。最後に塩味を調整し、ココナッツファインをえっ!?というほど加えてかき混ぜたら出来上がり。
⑫メドゥ・ワダ・・・水に浸したウラドダルをモッチリした感じになるまでフードプロセッサーで挽きます。水を入れすぎてしまうと、成型が難しくなるので、出来る限り水は足さずにペーストにします。といってもフードプロセッサーが回らないと話しになりませんので様子を見ながら水を足します。もし、ご家庭にスムージーを作る際にアメリカ製のミキサーなんかを購入されている方がいらっしゃったら、それで作ったほうが作りやすいかもしれません。出来上がったドゥにブラックペッパーホール、クミンシード、香菜、ヒング、塩を混ぜ揚げました。両手を水の入ったボウルに浸し、ドゥを軽く掬い、両手で軽くキャッチボールするような感じで丸く成型したら軽く押しつぶします。押しつぶしたらドゥに穴をあけドーナッツの形状にし180℃の油でこんがりするまで揚げたら出来上がり。菜箸で持ち上げてみて、ちょっと重く感じたら水分が抜けていませんので様子を見つつ揚げなおします。出来上がったものは、サンバルに浸したり、ココナッツチャトニにつけたりして食べます。
⑬茄子のアチャール・・・茄子の酢付け。1cm角に切った茄子を、ちょっと多めに油を温めマスタードシードを爆ぜさせます。爆ぜたらにんにく、しょうがを加え香りが立つまで温めます。香りが立ったらターメリックパウダー、カイエンヌペッパーパウダーを加えかき混ぜます。茄子と小口切りの青唐辛子、カレーリーフを加え炒めます。茄子に火が通ったら酢と塩を加え炒め完成です。長期保存するためには、油と塩に浸かっていればカビませんので多めにしようされるとよろしいかと思います。
⑭ヨーグルト・・・成分無調整牛乳に明治ブルガリアヨーグルトを加え、庫内の温度を48度にした冷温子に入れて作りました。ヨーグルトをライスにかけ、アチャールや塩味をつけてぐちゃぐちゃ混ぜて食べるとよろしいあるよ。
⑮カードチリ・・・塩入ヨーグルトに切り込みを入れた青唐辛子を一晩以上浸し、乾燥させました。その乾燥した唐辛子を、油で揚げたら出来上がり。使用した唐辛子は韓国産の辛い唐辛子でしたが、耐性がある方が多かったのか美味しい美味しいと食べられてしまうあり様。中には辛い~!!><と叫ばれる方も現れてほしいと思いつつも・・・
⑯パパド・・・ウラドダルからできた豆せんべい。今回は油で揚げましたが、コンロの火で炙って食べても美味しい。既製品でしたが、ちょっと塩分強めに感じました。おつまみとしてパリパリ食べてもいいのですが、ライスに割り入れ、ほかの食材と一緒に食べるとパリパリした食感がいいアクセントになります。
⑰ライス・・・インディカ米を30分水に浸し、グラグラ煮えたぎった鍋に浸水したお米を入れること6~8分。パスタでいうアルデンテの状態になったら、茹でていたお米をお湯ごとざるにあけ、水切りしたら、再度鍋に入れ、蓋をして蒸らします。待つこと10分~15分、美味しいお米が炊き上がりました!
⑱ココナッツチャトニ・・・ココナッツのディップ。中に入っていた材料は、玉ねぎ、生姜、塩、ココナッツミルク、ココナッツファイン、油、レモン汁。最後にテンパリングも行いました。
⑲フェンネルティ・・・
食後にクミンティと同じように乾煎りしたフェンネルで煮出したフェンネルティをお出ししました。フェンネルは、太田胃酸をはじめとする胃薬に入っている茴香。芳香健胃作用があります。

生米3kgちょっとを湯取りで炊き上げるつもりでしたので、調理をしつつ40リットル位の湯を沸かさなければならなかったため、ちょっとドタバタしてしまいました(^^;

打ち合わせではメドゥ・ワダを作らないはずだったのですが、お出しするものを書いたときに間違って入れてしまいました。

いっぺんにできるものではありませんので、一つ一つ丁寧?に揚げると時間がかかります。そして最も時間がかかるのがペサラトゥ。事前に会場で豆や、米を挽いて醗酵させることができれば普通のドーサを作ってもいいのですが、醗酵の調整が難しそうなので緑豆を現地で挽いて、焼き上げました。このペサラトゥが・・・(笑)

今回の食事会は、Wなおこさんが主宰されたイベントで女性陣にはサリーを着ていただき、食事をしていただこうという新たな試み。

まぁ、私はサリーの着付けなんかは全く知りませんのであれなんですが・・・

募集をかけたら、サリーを持っている方の多いこと。

洋服だとダメとは言いませんが、サリーを着られる方が多いと華やぎますね!!

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手食しよう!ということでフィンガーボウルまで用意していただきました。

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惜しむらくは、調理をしていたためにプロのダンサーさんにベリーダンスやカタックダンスを踊っていただいたのにもかかわらず全く見ることができませんでした。反省。

無事食事会も終了したので、参加者の皆さんと記念撮影。

ちなみに指で「C」urryの「C」をこさえています。(笑)

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最後になりますが、ご参加いただいた方々、主催者のWなおこさん(お二人です。)、会場を提供していただいたオーナーご夫妻、調理のお手伝い、配膳等手伝っていただいたAさん、Nさん、Sさん有難うございました。感謝感激雨霰m(__)m

 

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