『初めて観たインド映画ってなんだったんだろう』と振り返ってみて、やっぱりこの映画だったような気がします。
インドのスーパースター、ラジニカーント主演の「踊るマハラジャ」
シネマトゥディによる予告動画はこちら

いやぁ、最初のシーンからグッときますよね。

インドの神様に詳しい天竺奇譚さんの講座でも、ラジニ様が御者として登場するこのシーンが、いろんな意味を持っているというお話が出ていましたね。
ちなみに、この映画を勧めてくれた方が主役のラジニ様のことを、
「最初はね、なんだこのおっさんって思うのよ。でもね、どんどんかっこいいって思ってくるから不思議なのよねぇ」とおっしゃっていましたが、確かにそうだと思うのです。
最初に登場した時には「えっ?この人?おっさんじゃん」って思っていたはずなのに、物語が進んでいくうちに、どんどん引き込まれていって、決めポーズだの、ウィンクだのにドキン❤️となっている自分がいたりして。
まさに、ラジニ様マジックですね。
この映画は、いわゆるインド映画のお約束はもちろんいろんな要素がググッと詰まっているんだと、ケララの風の沼尻さんからも教えていただきました。
例えば、結婚に際し本来必要な高額な持参金が要らないため、親戚同士の結婚が推奨されるシーンや、馬車で崖(大河?)を越えた隣の州ではもう言葉も通じないことなど。そう、旅芸人一座の花形だったヒロインは、いろんなエリアを旅しているので、言葉がわかって、ちゃんと食事にもありつけるのですが、自分の州から出たことがないラジニ様扮する主人公は全くどうしようもないんですよね。
そういえば、この食事シーンでヒロインが食べている料理はなんなのか?というお問合せをいただいたこともありました。
映画の内容を皆さんでお話ししながら、食事シーンで出てくる料理を食べてみようといった企画もありました。懐かしい!!
この後も、ラジニ様の映画は数限りなく作られていますが、A.R.ラフマーンの手による素晴らしい音楽と共に、印象に残る作品です。
まだ、観たことがない方は、ぜひご覧になってくださいね。
そして、ぜひお店で感想をお聞かせ下さい。
U-NEXT、Huluの会員であれば(無料お試し期間含む)、「ムトゥ踊るマハラジャ」は見放題です。


他にはAmazon、楽天などにも配信されているものやBlue-ray、DVD作品もありました。

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