西荻窪でテストキッチンを終えて
こんにちは
先日の月曜日、西荻窪の「とびうおkitchen」さんをお借りして間借り店舗の試験的な営業を行いました。
打ち合わせにお伺いした際はパーっと拝見した店舗でしたが、実際厨房に立ってみて気づいたこと多々発見することがありました。
お店をお貸しいただいたオーナーをはじめ、当日お越しいただいた皆様、橋渡しをしていただいたカレー細胞さん、有難うございました。
お出ししたものは、下記の通り。当日はのタイムスケジュールは、午前7時過ぎから搬出作業に取り掛かり8時ちょっと前に自宅を出発。
のんびり国道17号、環八、早稲田通りを走り9時ちょっと前に到着。
お店の前で積み込んだ機材を搬入し、近所の駐車場に車を停めてから仕込みに取り掛かったのは9時半ちょっと前。
お客様にお越しいただく予定が11時半。
2時間しかないじゃありませんか・・・(^^;
でも、焦ってもしょうがない。
気を取り直し作業に取り掛かります。
とそこで事件発生。
マンゴーアチャールを忘れてしまったではありませんか(T_T)
自宅から持参した食材の中から、アチャールに使えそうなものを考えました。
レモン、山芋、玉ねぎ・・・
作りやすさと、食材の量を考えると山芋がベストと判断しました。
制限時間は2時間一本勝負。
サンバル用の冬瓜や茄子、おくらを切ったり、トゥールダルを煮たり、ダール用のムングダールを煮たり、イステュー用のジャガイモの皮を剥いたり切ったり等々すること山積みです。
まずは豆を煮つつ、冬瓜切ったりしてサンバルを作ります。
はい完成。(笑)
作ったものは冷めないように湯煎に取り掛かりたかったのですが、他にもミルサー、ミキサー等の機材を使用しなければならなく、結果コンセントが足りず、電磁調理器が繋げられませんでした。
次に、クートゥの白菜に取り掛かります。
白菜の問題点は水分が多いこと。
ちゃんと煮切らないと、水分が出てしまい呆けた味になってしまいます。
乾燥させた白菜を使うことが出来ればよかったのですが、持ち合わせがありません。
鍋に湯と塩を入れて、ぐつぐつ煮込みます。茹でるために使用した湯を多少残しつつも白菜を絞ります。
なんてやっていたら時間の経過が早いことはやいこと。
でも、2時間位でぎりぎり仕上げることが出来ました。(揚げ物を除いては・・・)
が、最初のお客様がドアを開けて見えられたときは油と戦っていました。
えい!やーではないのですが、揚げ物用の油の温度が上がりすぎて煙がちょっとモクモクしてしまったので、油を足して温度を下げるべく温度計を睨めっこ。
じっと待っていてもなかなか温度が下がらないので、ワダ用の生地を数個分投入し温度を下げます。
油の温度が高いので、入れた傍から揚げあがります。
3つ分ほどやったらようやく180℃位まで下がって来たので、ワダとパパドを揚げて、とりあえず終了。
およそ7~8分位でしょうか?ちょっと記憶が抜けています(^^;
はたと横を見てみたら、相方さんが盛り付けが始めていました。
慌てて盛り付けを代わり、ホールに出てもらいました。
ちょっとドタバタな11時半からの部でしたが、多くの方にお代わりをしていただきました。
当初の予定では、カウンターのみを使用してテストしようかなと思っていたのですが、テーブル席をも利用しないとテストの意味合いがないなぁなんて思いました。
全日の急な呼びかけにも拘らず、数名の方に加わっていただきベジミールスを味わっていただくことが出来ました。
20数名のミールスでしたが、ライスが足りなくなっては困るので多めに用意しました。
が、みるみるなくなっていくではありませんか!?
最後、ちょっとひやひやしました。でも、ダールは無くなってしまいました(-_-;)
食べ終わられた方とのお話し、メールやfacebookでのメッセージなどにおいて店舗を開業する場合、どうしたらよいか?等のご意見、アドバイスを多々いただくことが出来ましたので、それらのご意見も参考にして、今後の「とら屋食堂@とびうおkitchen」に活かすことができるよう頑張りたいと思います。
皆様有難うございました。そして、今後とも宜しくお願い致します。